2017年4月25アップ          かずのり&じゅん子  

  諸般の事情により 『節酒は出来ないが断酒はDEKIRU』 を移転しました。体力の続く限りこのホームページを継続しますので、今後とも宜しくお願いします。        初代ホームページ 2003/10/18          2018年11月30日更新                       

ちぎりえ        つくばいに紅葉      じゅん子作

   12月になるといつも思い出します。

 

  忘れてしまいたい事ですが、忘れるわけにいきません。

仕事に行かなければ食べていけない、というより呑み代がありません。

ひどい二日酔いの為、むかえ酒をして仕事に出るのは地獄です。昨日少し控えていたらと思うのですが、いつもの事です。
 その頃の体重が70キロで、かがんでする仕事はとても辛い体形でした。制服もサイズが合わず自転車に乗ればフラフラです。
いつも嘘をついて休んでいるのでもう休めません。
こんな辛い、呑みながらの生活でもクリスマスやお正月はやって来ます。
12月24日一人暮らしの私も100円の小さいケーキを買いあいも変わらず酒を呑みはじめます。もちろん呑み始めると止まりません。又嘘をついてサボります。
 12月の終わりには、お餅や、かしわ、ほうれん草などおせちらしき品を買い込みお正月の仕度をするのです。紅白などどちらが勝ったか何年も判りません。
 目が覚めたら1月の5日か、6日になっていました。酒を求めて何度も出入りしてたのでしょう顔はすりむき、手足は傷だらけです。それでも冷蔵庫を開けて数の子が見えると、又、酒を買いに行きます。お餅にカビがはえて、ほうれん草はべたべた、かしわは腐っていました。
 そして、体中が痛くて身動きできません。
私を訪ねて来てくれる人は誰もいません。水も受け付けません。ゲーゲーもどして胃液をはきながら、涙と汗で「もう酒はいらん、もう酒はのまん、こんなに苦しい思いをするのはもう沢山だ」と言いながら。何年もそんな生活繰り返しました。
そして、親から元気に生んでもらった体を、痛め続けていました。