例会のあり方と心構えについて(断酒会で語り継がれていること)
例会では
会の運営は、縦わりの機構になっていますが、例会では断酒歴に関係なく平等です。
各人各様に生活も環境も違いますから、ああしなさい、こうしなさい等、指導したり、
自分の体験を押し付けないようにしましょう。
断酒歴の長い人も、
自分の体験談を語ることに終始しましょう。
例会では私語は止めましょう。
話しをしている方に失礼ですし、聴いている方の迷感にもなります。新しい方の話こそ
真剣に聴きましょう。
例会は参加した全員の2時間です。
一人で長く時間を取らないように注意しましよう。
多人数(15名位以上)の時は、長くても10分以内でまとめましょう。
古い人も、今日から酒を止める人も平等に時間を分け合いましょう。
むしろ、新しい方が熱心に話しをしている時は、少々長くても聴いてあげましょう。
司会をする時に
7時~9時(2時間)の時間を厳守しましょう。帰りの乗り物の時間や、
明日の仕事の早い方もいるでしょうから。
例会は体験発表の言いっぱなしでいいのです。
注釈をつけたり、司会者がしゃべり過ぎると、例会の雰囲気を壊すことがあります。
一人一人、物の考え方や物の見方も違います。
適切なアドバイスは、非常に難しいものです。
下手をすると逆効果になる場合もあります。
司会者は 例会の進行役に徹して下さい。
家族の方々にも、
お茶くみばかりでなく、会員と同じように体験発表をして頂きましょう。
新入会の方にたいして
心から暖かく迎えましょう。
個人の力はしれています。
誘い合って他の支部例会や記念大会・研修会等に参加しましょう。
新入会者の定着が悪ければ、その原因を考えて見ましょう。来ない人に原因があるの
ではなく、支部の中や例会に問題があるかも知れません。
奉仕の心で断酒の喜びを 断酒継続を5年以上していて、断酒会から離れて行く人が
います。自分が助かればそれで良いのでは、飲酒時代の心と何も変わっていません。ま
だ酒害に苦しんでいる方々への奉仕の心を養いましょう。それが自分自身の断酒の糧と
もなり、断酒の喜び、励みとなります。会や支部の役も、進んで引き受けましょう。
どんな事があってもこの会から離れないようにしましょう。
支部を増やしまよう 1人(支部長)の人がお世話出来るのは、10人位迄です。
20名を越えるような例会が続くようなら、新しい支部を作りましょう。
近くに例会場があれば誰でも出やすいと思います。
その他一般的に
会員の間では、金銭の貸借はやめましょう。貸しても、借りても問題が起きた時に
気まずい思いをし、会を離れる原因にもなります。
宗教や思想の話は、しないほうがいいようです。
うまの合う人同士が、グループにならないようにしましょう。あくまでも断酒が第一の会ですから、お互いを認め合って仲良くしましょう。
仕事の世話もしないほうがいいようです。
賭け事もあまりしないほうがいいようです。
会の批判や、個人の批判もしないほうがいいようです。誤解の元になります。生涯お付き合いするのですから、お互い仲よくするよう心掛けましょう。
皆が努力し、頑張っているのだから謙虚になりましょう。
一般的な社会人としても、節度ある行動が出来るよう心掛けましよう。
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